アーティストの松山しげきは、表参道・原宿にある「ローヴスギャラリー」で個展「“Portraits IV”」を4月20日(土)から5月6日(月)まで開催する。




無数にある写真の目だけを使い別な人間を作り出した現代人の肖像画

アーティストならではの視点や思考などが落とし込まれたアートに幼い頃から触れるのは子育てにとっていいことだ。「アート」と考えるとハードルは高く考えがちだけど、アートこそ身近にあるものではないだろうか。
そこで今回おすすめしたいのが、バロックジャパンリミテッド(BAROQUE JAPAN LIMITED)が東京・原宿で展開するギャラリー「ローヴスギャラリー(LOVUS gallery)」で開催する、アーティストの松山しげき(Shigeki Matsuyama)の個展「“Portraits IV”」。会期は4月20日(土)から5月6日(月)。

同展は松山が得意とする“Portrait of dazzle”シリーズの最新作で、インターネットの匿名性や情報の不確かさを「現代人の肖像画」として表現されている。作品はSNSなどインターネット上でアップロードされている無数のセルフィーやスナップなどの顔写真から、ビデオプロジェクターを使い「目」だけをトレースし、肖像の輪郭はモデルとした実際の人物から、人種や性別、髪型、体型などをまったく別の人間に描き変えられている。

松山はどんな視点でアップロードされている顔写真を捉え、そして切り取って表現しているのか、自分の目で体感してほしい。そしてキッズはどんなことを考えるのか、ぜひともファミリーで話し合ってみてほしい。

◼︎event information 「“Portraits IV” Shigeki Matsuyama」
会期:4月20日(土)〜5月6日(月)
時間:11:00〜20:00
会場:LOVUS gallery
住所:東京都渋谷区神宮前4-30−3 東急プラザ表参道原宿 The SHEL’TTER TOKYO B1F
入場料:無料
https://lovusgallery.com