親子で楽しめる『魔女の宅急便』の作者・角野栄子の世界を再現した「魔法の文学館」が東京に誕生!
東京・江戸川区にあるなぎさ公園内に11月3日(金)にオープン。設計を手がけたのは、建築家の隈研吾で、内装デザインはアートディレクターのくぼしまり。
キッズが自由に本楽しむことができる児童文学館
児童文学の“小さなノーベル賞”と言われている「国際アンデルセン賞作家賞」を2018年に受賞し、名作『魔女の宅急便』を生み出した児童作家の角野栄子。その世界的児童作家の角野の世界観を表現した児童文学館「魔法の文学館(江戸川区角野栄子児童文学館)」が、11月3日(金)に東京・江戸川区にあるなぎさ公園内に開館する。
「魔法の文学館」は、未来を担う子どもたちがもっと児童文学に触れてほしいというのと、角野栄子の作品や功績に知ってもらいたいという思いから誕生した。設計を手がけたのは世界的に有名な建築家である隈研吾で、内装のデザインはアートディレクターとして活躍するくぼしまりお。館内は『魔女の宅急便』の舞台であるコリコの町をイメージしたいちごカラーを基調としており、本棚やソファなどがいちごカラーで統一されている。
外観は“フラワールーフ”と名付けられた特徴的な屋根でデザインされていて、まるで花びらのような見た目がかわいい。また屋外にはテラスや芝生があり、そこでも館内の本を読むことができるという。さらに映像体験を味わえる黒猫シアターがあったり、魔女の家をテーマにしたギャラリーも作られていたりと、キッズだけでなくダッズも楽しめるところが盛りだくさん。こちらのギャラリーは半年に一度、企画展の開催が予定されていて、オープン時は角野栄子が『魔女の宅急便』を執筆したころにフォーカスした「魔女まじょ展」が開催されている(2024年4月8日まで)。
他にもカフェがあったり(カフェでは『魔女の宅急便』や『おばけのアッチ』にちなんだメニューがあるそう!)、グッズが取り扱われていたりと、館内の至るところに楽しめるスポットがある。読書の秋にキッズと一緒に訪ねてみては。
◻︎information 「魔法の文学館(江戸川区角野栄子児童文学館)」
オープン日:11月3日(金)
住所:東京都江戸川区南葛西7-3-1 なぎさ公園内
時間:9:30〜17:30(最終入場は16:30)
休館日:火曜、年末年始
料金:一般¥700、子ども(4歳〜中学生)¥300
https://www.kikismuseum.jp